「真夜中の補講」公式ブログ

ツイキャスで、学術書の著者インタビューや研究教育の雑感を配信しています。

これまでの補講・第4回(2016.8.6)

テーマ「牧原憲夫さんのこと」 

2016年8月6日(土)23:00~?

2016年は研究者としての自分を形づくってくれた方が、立て続けに亡くなった年でした。

その一人が牧原憲夫さん。

学部3年の頃からずっと、一貫して絶対的に応援してくれた方でした。

ということを知っていた人は、たぶんほとんどおらず。

だから、私がお別れの会でスピーチをするのを不思議に思った人もいたかもしれないし、スピーチの内容に驚いた人もいたかもしれない。

まあ、ガン泣きでしたしね。

「お別れの言葉」は故人に捧げたものなので、それは置いておいて、短いスピーチでは話せなかったより具体的なエピソードをお話しました。

学部生だった頃、コーヒーを飲みながら聴いていたさまざまなお話が、公共性をもった貴重なものであったことに、もっと早く気づければよかった。

 

牧原さん、見てますか?

生きていたら「働きすぎ!」とお叱りのメールを絶対もらうであろう毎日だけど、何を書いても、どれだけ書いても、もう牧原さんに読んでもらえないのが、たまらなくさびしい。

(2017.1.25 記す)